自宅に携帯型の睡眠中の呼吸をモニターする器械(簡易型睡眠呼吸検査)を貸し出し、寝る前に自分でセットして翌朝まで記録します。再生解析して、無呼吸があったか大まかに判定ができます。(異常がある場合、入院して詳しく検査します。)
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正確な診断は、睡眠中の脳波、各種筋電図、呼吸(横隔膜や胸郭の運動)、酸素レベルなどを測定して(睡眠ポリソムノグラフィーpolysomnographyといいます)行う必要があり、入院検査となります。
左の項目を検査します。
これらの情報を睡眠中、連続的にコンピュータに取り込み解析します。
無呼吸の種類(閉塞型か中枢型)の診断、無呼吸による酸素レベルの低下、無呼吸による睡眠の障害(睡眠の深さと無呼吸との関連)、寝ている体位による無呼吸の変化などを判定します。
当クリニックでは、睡眠ポリグラフィーは患者さんの便宜を図り午後7時まで来院して入院していただきます。翌日朝6~7時退院というスケジュールで行っています。会社を休むことなく、通常の生活をしながら入院検査が可能です。
毎週、火~金曜日の夜が検査日となっています。
検査はすべて保険適用となり、費用は保険3割負担の方で、一回の入院検査には約15,600円かかります。 個室で検査しますが、部屋代等の差額は一切ありません。
尚、閉塞型睡眠時無呼吸症候群と診断され、マスクを使った経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)が必要な方は翌月もう一度入院検査が必要となります。